本試験では、ノイバウエルポット1/10000aを使用することになっているが、日本土壌協会の試験方法に準拠するということを考慮し、更にポット管理の容易さからプランタ−を使用することとした。使用するプランタ−は幅11cm、長さ25cm、深さ8cmの小さなものを使用することとした。
キュウリによる検定法では、標準区として腐葉土区を設け、成長量や葉色を比較検討してきた。コマツナによる幼植物検定では、施肥区と無肥料区を設定し比較検討することになっている。すなわち A土壌無肥料区(標準区) B土壌施肥区 C土壌・バ−ク堆肥混合無施肥区 D土壌・バ−ク堆肥混合施肥区 の4試験区を設定する。 コマツナの成長量は、B区を100とした指数で表し、それぞれを比較検討し、コマツナに対する害作用の有無を検定するものである。
検定用培土は、土壌2.3容と堆肥1容を混合する。 検定用プランタ−は、2.2リッタ−であり、2ポットを同時に混合しC、D区を設定する。
ノイバイエルポット1/10000aではN、P2O5、K2Oともに1ポット当たり(500CC)35mgを施用している。試験用ポットの大きさの違いから施肥料試験を実施した結果、培養土1リッタ−当たり窒素、燐酸、カリウムを、それぞれ70mgあて施肥することとした。 使用するポットの大きさは2.0リッタ−であり、8:8:8の化成肥料を使用するときには 2.0L×0.07g÷8×100=1.75g となる。すなわち、1ポット当たり1.75gの化成肥料を施用する。
小さいスプ−ンに軽く1杯の1.75gの化成肥料を秤取し、プランタ−に入れた培土全体に散布し、表層土壌と良く混合する。施肥後散水し肥料の溶解と拡散を促す。コマツナの播種は1週間後に行う。
コマツナの種子は非常に小さいので、球状になっている大きめの種子を30粒選び出し播種する。種子を先の曲がったピンセットでとり、深さ5mmの培土に播種し覆土する。種子は出来るだけ均一に散布するようにする。下図のよう播種すると24粒が均一に撒ける。播種2、3日後には発芽する。
播種後1週間目には発芽率の調査を行う。 発芽率は播種した全種子に対する発芽した種子の割合で表される。一般的には90%前後の発芽率を示す。
コマツナの発芽以降の様子について、その変化と日にちを記帳する。発芽開始、子葉展開、本葉の発生、本葉2枚目の発生、本葉3枚目の発生。
本葉が展開した播種後2週間経過したところで、標準葉色帖により測定する。測定するときは直射光線を避けること。健全葉は7.5GYに属し、N飢餓症状を呈する場合にはその葉色は5GY-2.5GYに属する場合が多い。
3週間培養したところで試験を終了し、コマツナの株毎切取り、草丈cm、地上重g、本葉数などをPOT毎に調査する。 測定野帳の形式等については別に定めることとする。
注意事項
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